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GLOBAL
海外展開について

「Japan TOLI」ブランドをグローバルブランドへ

東リは現在、20の国と地域で販売代理店を介し、「Japan TOLI」ブランドとして海外展開を進めています。 私たちが創る日本の新しいスタンダードが、必ず世界のスタンダードを凌駕するものであると信じています。 日本らしい繊細な造り込みなどが凝縮された商品を、カーペットの本場であるアメリカやヨーロッパ、さらには躍動するアジアにグローバルブランドとして確立させることを目指します。

東リのグローバル販売網

グローバルサイト

はこちら

世界を見据えた100%出資会社

東璃(上海)貿易有限公司
東璃(上海)貿易有限公司は、一人でも多くの中国のお客様に東リ製品の良さを知って頂き、豊かで快適な住空間を提供できるようにと2014年に設立した100%出資の会社です。 世界で最も競争が激しいと言われている中国市場で勝ち残れるよう、また今後の海外拡販の礎となるべく、活動しています。

上海事務所 外観・内観

ASEAN市場への事業拡大

シンガポール Branch Office
シンガポールを核とするASEAN地域の事業拡大を目指し、東リの二つ目の海外拠点として、2019年に駐在員事務所を設立、その後支店として登記し、営業活動を行っております。シンガポールBranch Officeを拠点として東南アジア各国のマーケット事情に応じた戦略策定、拡販活動を行っています。


グローバル生産拠点の確立

江蘇長隆(ジャンスウチャンロン)装飾材料科技有限公司
江蘇長隆は、台湾企業と東リとの合弁会社として、中国の江蘇省に設立されたビニル床タイルの生産会社です。中国並びに海外市場への事業拡大を図り、グローバルレベルで「Japan TOLI」のブランドポジションを高めてまいります。

グローバル戦略の現状

グローバル戦略推進部

齊藤 伸宏

NOBUHIRO SAITO

グローバル戦略推進部の仕事は、東リのグローバルビジネスを大きく発展させていくことです。東リ製品が世界中のビルや建物に採用されていくことを目指し、各国の販売網の拡充や、現地の設計会社様・ゼネコン様、販売店様への営業を行っています。また、販売にとどまらず、海外展示会への定期的な出展やSNSの活用を通じた海外向けプロモーションなど、チームでアイデアを出し合いながら「Japan TOLI」ブランドの浸透に向けて、様々なことに挑戦しています。
海外市場に向けた専用商品の開発、海外営業拠点・生産拠点構想の立案、海外企業のM&Aの検討等、中長期的な戦略立案も含めて、グローバルビジネスに関わる全てを考え、行動していくことが私たちの役割になっていますので、非常にやりがいのある仕事です。

NeoCon 2019

これからのグローバル戦略

当社は既に50年近く輸出ビジネスに携わっており、これまで安定した売上をあげてきていますが、中期経営計画「SHINKA Plus ONE」においてはこの売上を爆発的に伸ばし、更なる高みのステージへ成長していくことを目指しています。 そのための具体的な施策の一つが、中国・シンガポールの営業拠点を中心に販売力を高めていくことです。現地に根差した営業を強化すべく、ショールーム・海外拠点の増強、営業人員の増員などを計画・遂行しています。また、中国(江蘇省)において開始した「ビニル床タイル製造の合弁事業」の推進も重要な取り組みテーマの一つです。今までのMade in Japan製品を輸出販売するという形態だけでなく、海外においても「東リ品質」を有した製品を製造できる体制を整え、「高品質」と「価格競争力」を両立した商品を武器に、海外市場でのシェア向上に挑戦していきます。

東リのグローバル人材といえば

東リは国内インテリア業界では確固たる地位を築いていますが、グローバル市場での認知度はまだまだで、ブランド力を上げていくことが必要です。そんな中、販売だけでなく皆で意見を出し合い、様々なことに挑戦していますので、企画力・発想力・行動力のある方は力を存分に発揮できると思います。また、新たに新規代理店を開拓していく業務などもありますので、フロンティア精神あふれる方にとっても大きくやりがいのある会社(部署)です。 私たちは皆、東リ製品が好きで、自信と誇りを持って拡販に取り組んでいます。高品質でクールなデザインの東リ製品を、一緒に世界に広げていきましょう!

①海外事業の発展 - 技術者の声

江蘇長隆装飾材料科技 有限公司(当時)

柿崎 洋介

YOSUKE KAKIZAKI

江蘇長隆(ジャンスウチャンロン)には東リから技術職2名が出向しており、新製品開発、品質向上、コストダウン等、技術全般にわたる業務を現地の社員と協力して行っています。工場自体は2021年の後半から本格的に稼働し始めたところで、東リのグローバル戦略の海外生産拠点としての重要な役割を果たすべく、日々奮闘しています。言葉の問題や文化の違い等でなかなか思うように仕事が進まず悩むことも多いですが、粘り強く業務に取り組んでいます。

現地のスタッフと働いたうえでやりがいと感じたこと・勉強になったこと・気づいたこと

海外での業務は、当然言葉の壁が一番の問題になります。日本であれば話すだけで90%の精度で伝えられることが、中国では、体感で60%も伝えられないという感じです。そんな中でも業務を遂行するために相手にわかりやすく伝える工夫が必要となります。具体的には、わかりやすく表や図にすることで視覚化して共通認識を持てるようにする等、ごく当たり前のことなのですが、技術者として必要なスキルの一つである、「自分がしっかり理解し、相手にわかりやすく要約して伝える」ことの重要性がより強調されます。これはあくまで一例ですが、海外での業務経験は、このようにスキルを向上させ、個人の成長につながると感じています。

②海外事業の発展 - 営業マンの声

グローバル戦略推進部
シンガポール Branch Office

中塚 建太郎

KENTARO NAKATSUKA

国内営業→海外営業→海外駐在員のステップ

2003年に入社、大阪第二営業所に配属になりました。6年の間、途中では今は無い、自宅が事務所の和歌山駐在も経験しました。2009年に八王子営業所へ転勤、立川市、府中市など東京都多摩地区のルート営業を担当しました。2011年頃からTOEICの試験を受けていて、自分で納得できるスコアが取れるようになった2013年に当時の海外営業部に転勤になりました。ASEAN、アメリカ、香港など各国・地域を担当し、そして2019年からは中国・上海に次ぐ2つ目の海外拠点であるシンガポールに駐在しています。今はASEANを管轄するリージョナルマネージャーという職に就かせてもらっています。コロナが無ければASEAN中を飛び回るような業務です。

海外代理店サミット2019

日本での営業と海外での営業の違い・苦労したこと・やりがい

使う言葉や文化が異なるのは当然として、私が配属になった時は、国内と異なり代理店をイチから発掘するような新規開拓業務も多かったです(もちろん今もあります)。国内ではトップシェアですが、海外ではTOLIの「T」さえ知らない方が多いですから、国内営業では経験したことが無かった「TOLIを知ってもらうためにはどうしたら良いか」という点では今でも苦労していると言えます。その分ある意味ゼロからのスタート、物事の進め方はフリーハンドと言うこともできます。もちろん簡単ではないですが、新規代理店との売買契約締結、つまり「0」を「1」にするのはやりがいのひとつと言えると思います。

就活生へのメッセージ

私はもともと京都出身で縁あって関西本社の企業に就職したのですが、その後東京に住むことになって、まさか今シンガポールに住んでいることになっているとはその時全く思いもしていませんでした。キャリアというものはわからないものです。ただ、ある程度は自分で描いたり、築いたりできると思います。 当社には自己申告制度があり、私はそれで海外向けの業務を希望し、いまそれが叶っています。シンガポールに駐在するとまではさすがに想像していませんでしたが、会社が私を必要としてシンガポールに送ってくれているわけですから、期待や責任は当然認識しています。 この時代、5~10年後なんてたやすく想像はできないと思います。でも、偉そうなことは言えませんが、変わりゆく時代の中で自分は何ができるか、何がしたいか、何を学ばないといけないか、というのは念頭に置かれた方が良いと思います。その思いやお考えと当社の経営理念やスタイルが合致して、一緒に業務に就ける方がおられたら嬉しく思います。