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百年の先、
「創業110年」に向けて
代表取締役社長 永嶋 元博

社長メッセージ

 東リは1919年(大正8年)に創業時の社名(東洋リノリユーム株式会社)の由来となった床材の「リノリユーム」をアジアで初めて製造した会社です。
 “世界の人々の心豊かな空間環境づくりに貢献する”ことを企業使命とし、技術に立脚したメーカーとして創業以来モノづくりの歴史を積み重ねてまいりました。当社は2019年に『創業百年』という大きな節目を迎え、次の節目となる「創業110年」に向かって新たな歩みを進めております。「創業110年」へ私たちが目指す姿は、百年の歴史を築き上げた当社グループのレガシーを礎とし、変革に向けた新たな挑戦を実行することで、心豊かな空間環境づくりを通じた価値を社会に提供することです。

 キーワードは2021年4月からの新中期経営計画である「SHINKA Plus ONE」。3つの「SHINKA」(進化・深化・真価)を基本方針に据えます。継続的な重点課題への取り組みがたゆまぬ「進化」に繋がり、あくなき向上心によって「深化」を求め、社会貢献に適う事業活動を実践して「人」を中心とする企業価値=「真価」を高めてまいります。当社グループは、床材事業・カーペット事業・カーテン事業・壁装材事業を更に「SHINKA」させるとともに、新たな「Plus ONE」を創出していくことで、事業領域の幅と厚みを拡大してまいります。

 企業を永く存続させていくうえで、事業成長のエネルギー源は、言うまでもなく社員一人ひとりの力であり、それを束ねた組織能力の高さです。自らの個性を発揮しながら、さらに「多様性」を受け入れる心持ちを大切にし、「東リの使命、価値観」を共有できる若い力溢れる皆さんが、私たちの「同志」として仲間に加わって下さり、モノづくりを通じて「SHINKA」そして「Plus ONE」に挑戦して頂けることを大いに期待しております。

代表取締役社長