伊丹工場工務課
2020年入社
工学研究科 機械工学専攻
7:45
出勤
8:00
始業・メールチェックおよび返送
8:30
図面仕事
10:00
課内会議
12:00
昼食
13:00
工事業者と現場で打ち合わせ
15:00
事務処理・メールチェックおよび返送
16:00
電気スタッフと打ち合わせ
16:30
図面仕事・資料等の作成
17:30
退勤
大学では化学系の研究に没頭していましたが、就職活動では実際に目に見えるカタチに残る仕事がしたいと考えるように。自身で設備の図面をつくり検討しカタチにしていく東リの仕事は、自身のアイデアが活かせる企業だと感じ入社を決意しました。設計には人それぞれ考え方があり、まさに十人十色。その中で、製造ラインの問題点や改善点について自ら考え設計し、図面を描いて製作するという一連の流れをすべて担当できる点が魅力的でした。
現在、塩ビタイル工場設備担当、クッションフロア工場省力化プロジェクト、混練工場立ち上げ業務に携わっています。工場省力化プロジェクトでは、人力に頼っていた作業を自動化することで、スタート時の作業人員を少ない人数で対応できるよう検討しています。また、これまでの設備構想から一新されたラインに対応するために、粉砕機の設備導入を検討しています。混練工場立ち上げ業務では、新混練工場の工事、および新混練設備のレイアウト設計・設備検討を担当しています。
自分自身で検討した設備が稼働することにやりがいを感じます。小さな工作ものであれば、設計から現地での取り付けまで1週間程度で完了するものもありますが、大きなものになると、設計・検討、工事、稼働まで数年単位に及ぶことも。
広化東リフロア(グループ会社)の3号ラインの立ち上げ業務では、入社1年目の後半から携わり、完了したのが3年目の時でした。初めは1年目ということもあり、付帯設備の検討の補助のような役割で先輩に手取り足取り教えてもらいながらでしたが、当時はものすごく大変だったことを記憶しています。2年目の時に設計・図面作成・見積徴収といった業務にあたり、2年目の終わりから3年目にかけて工事・試運転・稼働という流れでした。自分の図面が形になっていく姿、選定したものが問題なく動いている様子を見ると達成感があります。
ギャップを感じたのは、想像以上に仕事の幅が広いことです。東リの工務課では設計や作図、設備仕様のとりまとめ、施工スケジュール管理などを行います。その中で日々の設備導入や設備トラブルの対応は想定内の業務ですが、幅の広さを感じたのが消防法や労働安全衛生法などの法律への対応です。法律順守は設計したものをカタチにするうえで、非常に大切な業務です。幅広い知識を得るために研鑽し習得するよう努めています。
仕事をして報酬をもらう社会人として、やらなければならないことを成し遂げるのは当たり前のことと考えています。ただ、それを指示するのも実行に移すのも、あくまで一人ひとりです。個人や各部署が独立して企業を形成しているわけではなく協力して成り立っているため、相手を尊重して仕事をしていくことは、常に意識しています。人と人とのコミュニケーションを円滑にすることは、よりよい仕事をするうえで欠かせないものだと思います。
今思い返すと、入社当初は「こんな重量物をどうやって上げるのだろう」「足場のない場所でどのように工事をするのだろう」など、わからないことばかりでした。上司や先輩にその都度教えていただき、設計や工事の引き出しがどんどん増えていくことに、喜びを感じていました。今では、大概のことはなんとかなると思えるようになり、課題に対していい意味で楽観的に捉えられように。わからないことがあっても今ある知識の応用で解決できるシーンも増え成長を実感しています。とはいえ、まだまだ成長過程。頼られる人材であるよう研鑽を積む日々です。
目標は直近と将来的なものを持つようにしています。直近の目標としては、完成した新混練設備を、試運転から生産へ切り替え、操業へ移行するプロジェクトを成功させることです。将来的には、一つのラインの設計から操業までを一貫してできるようになりたいと考えています。直近の目標を一つひとつクリアすることで実力をつけることで、大きな目標を達成したいと思います。
PRIVATE
休日はドライブを兼ねた温泉巡りをしています。伊丹市内から車で2~3時間ほどかけて静かな温泉地に行き、静かな時間を過ごしています。