PEOPLE

自分のアイデアで設備を動かし、
工場をもっと効率的に進化させる。

技術

伊丹工場工務課
2016年入社
システム理工学部卒

とある1日のスケジュール

  • 7:50

    出勤

  • 8:00

    設備改造工事の現場打合せ、工事監督

  • 10:00

    改造に伴うプログラム変更内容を機械担当と打合せ

  • 12:00

    昼休憩

  • 13:00

    今月のトラブル案件を共有する課内会議

  • 15:00

    設備改造工事完了を確認・プログラム変更を行い試運転

  • 16:00

    デスクで改造内容の資料作成

  • 16:30

    退勤

入社動機

東リは創業100年を超える歴史を持つ一方で、次の100年を見据えた成長を続けている企業です。その「伝統と挑戦の両立」に魅力を感じました。また会社の風土として意欲的な社員が多く、社会のために成長し続ける姿勢が根づいていると感じました。常に進化を続ける環境で、自分の力を活かし挑戦できると考え、東リを選びました。

現在の仕事内容

伊丹工場の塩ビシート工場で、設備の設計や改良を担当しています。生産効率を上げるため、現場の作業フローを確認しながら課題を抽出し、改善案を立案。小規模な設備改造であれば、構想・設計から工事手配、稼働確認まで一貫して携われるのがこの仕事の大きな特徴です。過去には、広化東リフロア(グループ会社)の新工場立ち上げにも参加し、ライン設計や現場調整、立ち上げ時の検証まで担当。プロジェクトを通じて、多くの部門と連携しながら工場全体の生産性向上に貢献してきました。

仕事のやりがい

広化東リフロアの新工場立ち上げ業務には、約3年間携わりました。1年目は付帯設備の検討として、設計・図面作成・見積徴収などを担当し、2年目から3年目にかけて工事・試運転・稼働・設備改造というプロセスを順に経験しました。自分が設計した図面が形となり、新技術を導入した設備が問題なく動く様子を見届けたときは、大きな達成感を覚えます。現場のスタッフからも「作業がしやすい」「生産がスムーズ」といった声をもらえ、自分の提案が現場に貢献できたことを実感できる瞬間が、この仕事の醍醐味です。

入社後に感じたギャップ

正直なところ、入社前は「専門知識がなければ務まらない」「土日の現場対応が続いて大変そう」という不安がありました。しかし、実際には先輩がしっかりサポートしてくれ、経験を積む中で知識も自然と身につきました。また、チームで分担することで負荷をコントロールしながら業務を進められます。自分の意見が現場改善にそのまま反映される裁量の広さにも驚きました。

仕事をするうえで大切にしていること

大きなプロジェクトを進めるには、一人の力だけでは成し遂げられません。設備設計を行う際も、使用する方の意見を聞かずに進めると、使いにくい設備になってしまうことがあります。そのため、人と人とのコミュニケーションを重視し、関わる方々と一緒により良い設備を作ることを心がけています。また、プロジェクトが円滑に進み成功できるのは、多くの方々の支えがあってこそ。常に感謝の気持ちを持って取り組むことを大切にしています。

入社してから成⻑したポイント

入社当初は「この設備はどうやって動いているのか」「足場のない場所でどう工事を進めるのか」と、わからないことばかりでした。その都度、上司や先輩に教わりながら設計や工事の引き出しを増やし、学びの喜びを感じてきました。今では課題に対して構えずに取り組めるようになり、知識を応用して解決できる場面も増えました。まだ成長過程ですが、頼られる存在になれるよう日々研鑽を続けています。

今後の目標

伊丹工場の電気設備は、特別高圧電力から低圧電力まで幅広くあります。これまで、工場設備で扱う低圧電力の技術を中心に経験を積んできましたが、今後は電力会社から受電する特別高圧電力の知識や技術も身につけ、工場の電気全般を支えられるプロフェッショナルになりたいと考えています。

MESSAGE

就活生へのメッセージ

就職活動では、長く勤められ、自分のためになる企業を探してほしいと思います。近年は転職を前提とした就活も増えていますが、それが全員にとって良い選択とは限りません。企業独自のノウハウや考え方を学び、自分を成長させられる企業に腰を据えて取り組むことが、良い企業と出会うための大切な姿勢だと感じます。その企業が東リであればうれしく思います。

PRIVATE

オフショット

妻と子供たちと家でゆっくりと過ごすことが多いですが、たまには家族で旅行をして非日常を味わいます。写真は浜松へ行った時のものです!

浜松の餃子の写真