商品企画部プロダクトデザイングループ
2018年入社
美術学部卒
8:50
出勤
9:00
メール確認・返信、午後の会議準備
10:00
担当製品①の柄作成
11:30
担当製品②の糸選び・技術開発グループに試作依頼
12:00
昼食
13:00
担当製品③の販促物 読み合わせ
14:00
社内プロジェクト(アイデア会議)打合せ
15:00
担当製品①についての会議
16:00
担当製品①の柄作成
18:30
退勤
幼少期から絵を描くことが好きで、将来はデザインの方向に進みたいと考えていました。その思いは変わらず、就活の中で出会ったのが東リです。素材を探すところからプロダクトをつくりあげていく面白さと、ゼロからデザインを描き起こし、ものづくりの上流から関われる仕事内容に魅力を感じ入社を決めました。あと、説明会で出会った方の雰囲気が良く、直感ですがこの会社で働きたいと思ったのも東リを選んだ理由です。
入社当初は空間インテリアの提案を行うスペースデザイングループに所属していました。上司や先輩方には、建築系ソフトの使い方やインテリアの基礎知識などをイチから丁寧に教えていただき、東リでのデザイン業務の基盤を作っていただきました。最初は小さなオフィスのインテリア提案から始め、3年後には大きなショッピングモールのデザインなども任されるようになっていました。
入社4年目からはプロダクトデザイングループに異動。市場動向やトレンド調査を行い、コンセプト提案、開発・発売に至るまでの製品に関するデザインを管轄する部署です。現在所属するカーペットチームでは一つの柄につき一人が担当。デザインの作画やカーペットに使用する糸を選び、工場での立ち合いなどを経て製品を完成させていきます。自分自身で考えゼロから作り上げていく喜びがあります。
デザインは、無数にある糸の中から一本一本考えながら選んでいき、まずは小さなサンプルを作成するところから始まります。営業の方々に集めていただいた現場の声や、社会背景などの情報を土台にし、試行錯誤しながら作っていきます。そうしてできた小さなサンプルをもとに、実際の生産に向けて様々な人が動き、製品として形になっていきます。色々な過程を経て、世の中に出ていく様に達成感を感じます。
また、床材はどこにでも敷かれているものなので、日常生活の中で自身が手掛けた製品をよく見かけます。この点はデザインをしていて喜びを感じるところです。例えば旅行で訪れた場所などでみかけると、地域に関係なく全国はもちろん海外にも流通していることを実感します。あとはテレビやスマホでドラマを観ていると、自身でデザインした床材が映るなんてこともよくあります。自分がデザインしたものが社会で使用され、人々の生活空間を彩っていることに大きなやりがいを感じます。
良い意味で想像通りの雰囲気で、入社後にギャップを感じたことは特にありませんでした。私自身社内の雰囲気は、ベンチャー企業のような派手さはなく、企業として基盤がしっかりとしている安定感のある空気が流れていると感じています。床材という世の中になくてはならない製品を扱っているため安心感があり、自身の仕事に夢中になれる環境が東リにはあります。
以前所属していたスペースデザイングループでは、自社製品を使い空間をデザインしていました。現在所属するプロダクトデザイングループでは、自社製品をつくるため同じデザイン業務でもアプローチが違います。空間デザインは自分自身が良いと思うものを使用し制作していましたが、製品デザインの場合はその感覚で行うとズレが出ます。キレイなものや自分が好きなものと、製品として使用しやすいものは異なるためです。もちろん自分自身の感性やインスピレーションはゼロではないですが、客観的な視点を大切にしています。
入社当初は、小さなことで心配になったりネガティブな気持ちになったりしていましたが、最近では慌てなくなりました。働いていると失敗やピンチは多々あるものです。その際大切なのが、できる限りの全力をつくすこと。そうすれば失敗を経験にできると考えています。今では後輩へ手を差し伸べるようなこともあり、成長を実感しています。あとは、新製品は社長や役員にプレゼンするのですが、年々変な緊張がなくなってきており、度胸がついてきたと実感しています。
商品やブランドごとにその周期は違いますが、東リでは基本的には3年周期で改廃や新発売が行われます。そういった周期の中、いつまでも廃番にならずに売れ続けているロングセラーの製品があります。そういった製品は、色々なところで使用され、空間を彩り続けます。何年も前に先輩がデザインしたものが、今もなお売れ続けているので、私自身もこうした息の長い製品を開発できればと思い、日々仕事に従事しています。
PRIVATE
家でゆっくりしたり、友人と遊んだりすることが多いです。写真は友人とカフェ巡りをしたときに行った夜カフェの写真です。